くせ毛改善編

【くせ毛改善編9】ブラジャー類は出来るだけ外す

ここでは、ブラジャーなどのを出来るだけ外すことで、くせ毛改善になることを解説します。

思春期にくせ毛になった別の原因

さて、女性が思春期になった頃、くせ毛が悪化する方が増えてきますが、それはアンドロゲン分泌の急増により、親の遺伝子が発現しただけが原因ではない場合があります。

別の原因は、思春期のエストロゲン分泌増加により胸が膨らみ、ブラジャーを付け始めたことによるものが考えられるのです。

「ブラジャーなんて、女性ならみんなつけているのにそんなこと有り得ない!」とお思いの方もおられるでしょうが、ここではそのことについて解説します。

胸部の圧迫は頭皮の血流を阻害する

何度もいっている通り、「髪は血の余りもの」ですから、どこかで血流が阻害されると、全身の臓器の中で最も優先順位の低い頭皮への血流は、優先的に減少します。

血液は心臓から送り出されて、全身の末梢組織に届けられますが、心臓から頭皮へ行くルートにあたるのは、胸部・頸部・頭部、つまり「胸」と「首」「頭」です。

つまり、胸と首、頭の部分が何かしらのもので締め付けられたりすると、その皮下の血管が圧迫され、頭部自体への血流が阻害されてしまうのです。

さて、頭部で最も重要な臓器といえば、全身の臓器の司令塔である「脳」に他なりません。

つまり、頭部へと回る血流が途中で阻害されると、最も重要な脳へ血液が重点的に配分されることになり、優先度の低い頭皮の血流が極端に悪くなるのです。

その結果、毛髪の成長が阻害され、くせ毛として現れてしまうのです。

圧迫するのはブラジャーやコルセット、帽子など

この、胸部、頸部、頭部を圧迫するものとしては、ブラジャーや補正下着、胸部や頸部のコルセット、帽子、ヘルメットなどが挙げられます。

この中で最も一般的に使用するのが、女性用のブラジャーです。

ブラジャーのカップの部分はバストの部分を支えるだけですからあまり影響はありませんが、問題なのは胸部を一周するアンダーベルト、バックベルトの部分です。

そのベルト部分が胸部全体を締め付けることで、心臓から頭部への血流を阻害し、毛包の成長に影響を与えてしまうのです。

ブラジャーのベルト部分は心臓より下の場合が多く、影響はないと思われる方もいますが、ブラジャー全体で胸部を締め付けているため、確実に影響が出ます。

一方、帽子の場合は、心臓から頭部への血流は阻害しておらず、頭部への血流は正常であり、また帽子を一日中被っていることも少ないため、影響は出にくいです。

しかし、頭皮を直接的に圧迫するため、あまりにきつすぎる帽子を長時間被っていると、やはり毛包の成長に影響を与えてくるので注意が必要です。

みながくせ毛になる訳ではない

ところで、ブラジャーは成人の女性ならほとんどの方が付けていますし、ファッションとして帽子をかぶっている方も多く、医療用のコルセットを付けている人もたまにおられます。

しかし、彼ら彼女らが全員くせ毛になる訳ではありません。

直毛の人は、そのほとんどがパラコルテックスですから、血流が阻害されたとしても、毛幹の成長は左右均等に悪くなることで、くせ毛としては現れにくいのです。

一方、くせ毛の人はパラコルテックスとオルトコルテックスの両方を持っていますから、血流阻害の影響は、それらの成長の違いを生みと、くせ毛として現れます。

そしてアフリカのエチオピアン毛のように、オルトコルテックスが半分ほどを占めるまでに至ると、血流阻害による影響は最大になります。

つまり、遺伝的に直毛の人は、ブラジャーを付けようが、コルセットを装着しようがほとんど影響がなく、くせ毛が強い人ほど、それれの影響が強く出てしまうのです。

どうすればいいか

ブラジャーがくせ毛の原因になるといっても、さすがにノーブラで外を出かけるのは他人の視線というものがあり、なかなかできるものではありません。

また、ブラジャーはバストの形を整え、重力によるバストのたるみを防ぎ、運動時や動作時のバストの揺れを防ぐことで、身体を動かしやすくする役割も担っています。

そのため、外に出かけるときはブラジャーを付けて、家に帰ったらできるだけ外して生活をすることで、血流阻害の影響を最小限に食い止めることができます。

また、ブラジャーをあまりきつく締め過ぎないようにすることも大事です。絞めれば締めるほど、血流が悪くなるからです。

また、ヌーブラはアンダーベルトやストラップがないため、バストのたれは防げませんが、胸部を圧迫しないため、頭皮の血行阻害になることはなく、くせ毛の悪化を防げます。

頭髪以外の健康も害する

また、ブラジャーだけでなく、コルセットや補正下着などの圧迫が非常に強くなってくると、その影響は頭髪だけでなく、全身の健康にも現れてきます。

胸部が圧迫されると肺が圧迫されて呼吸がしずらくなり、心臓の圧迫は全身の血流を阻害し、その他の肝臓や胃腸なども圧迫されると、それらの機能を十分に発揮できません。

その結果、手足の冷えや痺れ、肩こり、むくみ、顔ののぼせ、頭部の発汗、不眠など、女性の更年期障害のような不定愁訴が現れてきます。

何度も言っている通り、頭髪の成長は全身の健康があってのものですから、全身の健康を害していては、頭髪に十分な酸素や栄養素を送り届けることはできません。